
多くの人はやはり安心とイメージを頼りに大手を選ぶ
UFJの定期を利率の面から考えてみる。まず、定期の利率とは一年間預金した場合に受け取れる利息を指す。UFJの定期では、利率は預入日の店頭表示利率が適用される。
例えばUFJで300万を一年間、スーパー定期に預入れたとする。2009年8月7日現在のUFJの定期の店頭表示利率は0.15%であるので満期日以後(2010年8月8日以降)に受け取れるお金は300万+300×利率0.15=345万円となる。つまりUFJの定期では預入日に、解約時に受け取ることができる金額が決まるわけである。
UFJの一年物の定期では、金利優遇キャンペーンにより、預入日の店頭表示利率に0.20%上乗せした利率が適用されるUFJ株主対象の商品もある。
しかしUFJの定期ではキャンペーン商品にしても、顧客を選ぶ堅実な姿勢が窺える。金利優遇キャンペーンにおいても条件をつけて、商品がしっかりとした顧客に行き渡るようにしている。
若手の銀行ではUFJの定期の利率の約六倍もの利率を提示する銀行もあり、破綻した場合でも定期1000万円くらいまでの預入れであれば損はしない。それでも多くの人はやはり安心とイメージを頼りに大手を選ぶのだ。
飲食店でもデパートでもUFJのように由緒と歴史ある商売家は昔からきちんと客を選んで来た。異臭を放つ客は水をかけて追い返したのだろう。銀行でも人でも良質な出逢いには選ぶのと選ばれるのとが同等に含まれている。